長野に日帰り出張をしました。
NHKの「サキどり」という番組のお手伝いでした。
場所は長野県須坂市。
情緒豊かな、北斎ミュージアムのある小布施市の隣の市にあたります。そこに若い女性が経営するゲストハウス蔵という宿泊施設があります。
皆さんは「ゲストハウス」をご存じでしょうか?
ユースホステルのように1泊単位で宿泊できるバックパッカー向けの宿を言うそうです。
リビングなどの共同場所で他の旅行者と交流ができ、キッチン、トイレ、シャワールームなどは共同使用でドミトリー(相部屋)があるのが特徴です。
この蔵、古民家を改造しており今どきのカフェを併設しています。
このゲストハウスが須坂市に大きな池に投げ込まれた小さな石のような役割を果たしていました。
昔は絹で繁栄していた街でしたが、近年少し“取り残された”町になっていた須坂で、この蔵がオープンして以来年間500人の外国人が訪れてくるようになったのです!
女性オーナーの元気いっぱいの魅力に古民家探しを手伝った地区長さんたちが集まりイベントを計画したり、商工会議所の青年部がお化け屋敷を実施したり、地元を巻き込んでの活動を呼び起こしています。
その素敵な雰囲気のゲストハウスを皆さんも楽しんでいただいたらいかがでしょう。外国からの人達のみならず日本人も泊まっています。
長野から30分ほど長野電鉄というローカル線に乗って行けます。線路沿いの景色はリンゴ畑があってのんびりと楽しめます。木になっているリンゴはほんとに可愛いです。ゲストハウス蔵のカフェで食べられるリンゴのケーキ。タルトタタンという可愛い名前のケーキ。経営者の素敵なお母さん手作りです。とても美味しかったです。お勧めです。